オリラジ中田はマジで寒い

 

オリエンタルラジオリズム芸で音速で売れた彼ら。早く売れすぎたために、実力が仕事に追いつかず一時は下降線だったこともあった。しかし、相方一人ずつ、クイズマン、チャラ男、更には音楽まで始め大成功を収めたコンビである。最近は2人の立ち位置も安定してきて、消える、消えないの向こう側に行った。

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皆さんはどのような印象を持っているのだろうか。

 

私は、2人とも頭が切れおもしろいと思う。ネタがどうこうと言われがちだが、そもそも実力派のネタで上がってきていない彼らにそれをいうのは違う。TVタレント的にみるのも違うだろう。肩書きで決めつけないほうがいい2人だ。

 

 

で、ここからが本題である。オリエンタルラジオの中田さんは、最近寒いんじゃないかと言われていることについてだダウンタウンに噛み付いたり、ワイドショーではわざと炎上させるような物言い。極論を正論と混ぜて視聴者に議論の余地を与え、結果的に中田さんへの注目を集めさせるやり口。もちろん本人だって10人中10人に好かれようとして行動しているわけではないだろう。ただ、それを抜きにしても鼻にかかるという人もいるのではないか。

 

 

10月から始まったオールナイトニッポンpremiumの初回放送を聞いた。そこで彼は今、

音楽プロデュース、ファッション、ビジネスに手を広げ全部やろうとしているという。芸人に留まらずにいろいろなことに手を出すのは私はいいことだと思う。しかし、中田さんはそれなのになぜ松本さんへ噛みつき、岡村さんの位置を奪うなんてラジオ内で発言しているのだろうか。同じようなことをキングコングの西野さんもしている。しかし彼は、そこに至るまでのプロセスを明快に説明し、できないことはできないと割り切っている。西野さんは、ひな壇芸人の力は僕にはない、かと行ってこのまま続けていても思い描いていたTVスターにはなれない。じゃあ、もっと他の自分の才能、興味あるところでやっていこうよというスタンスである。事実彼は、ひな壇への出演を全て断ったりもしていた。そして、絵本というジャンルで結果を出しているのだ。

 

 

翻って、オリラジの田中さんはテレビでのお笑いにも顔を出すし、コメンテーターもしている。いろいろなジャンルに手を出しているが多ジャンルの中ではまだ成功しているものはない。(REDIOFISHはENGEIグランドスラムで跳ねたのがきっかけであり、テレビの外でない、それにお笑いの延長のため、他ジャンルではないと思う。)結果が出ていないのだ。

 

それに、これは感じ方の問題なのでなんとも言えないが、少なくとも私は彼で大笑いした経験がない。また、これから先もそんなことが起こるような雰囲気がない。彼の問題はそこの自分への物差しが間違っていることであろう。そこまでのお笑いの実力がないのに、遥か上の松本さんに噛み付く。噛み付く時は噛み付く側に噛みつけるだけの実力がなければ説得力がない。そこが私だけでなく、世間の人も疑問に感じる点だろう。

 

 

そこまで偉そうなこと言うけど、お前にそこまでの実力があるようには思えない。

 

 

これがアンチ田中さんの多くの人の意見であろう。私もそう感じてしまう。やれてないのに、戦略家の顔して語っているのが違うと思う。要するにダサいのだ。

 

 

 

ただ、結果が出るまでに叩かれるのは当たり前であろう。彼が言ったいま考えているビジネスの中で何か大きい結果が出れば世間の目も変わっていくのかもしれない。