ジャルジャルを通じて芸人の”売れる”について考える。
ジャルジャルってマジで天才じゃないですか。
売れるスピード、ネタの量、賞レースでの結果の残し方、どれを取っても敵いませんね。
彼らも昔はわーきゃーの女性人気コンビだったわけですが、彼らの中で軸であるネタをおろそかにせずここまできました。
ただ、一つ言えるのはジャルジャルにはテレビのレギュラーがない。そのせいか彼らはアメトークのもっと売れたい芸人の枠に毎年のように登場する。それはきっと収入とかの問題ではなくて露出を増やしたいという気持ちがあるんでしょう。収入だけなら劇場周りでもう十分だろうしね。
彼らが問題なのは、ネタが好きすぎることだ。生粋のネタ芸人。ネタ好きすぎて毎日YouTubeにネタをあげてる。変態です。
ここで考えたいのが、’売れる’とはどういうことなのか。一般的に売れると解釈されるのはテレビへの露出が多くなることだろう。そこで地位も名誉も金も手に入れる。即ちテレビスターへの仲間入りだ。
本当にそうなのだろうか。
芸人ってテレビに出るものだっけ?
芸人がテレビという枠で一番使いやすいから使われているだけであって、そんなものモデルであっても俳優であっても本当は変わらないだろう。特に昨今のテレビ界はそうだ。
ジャルジャル自身はテレビ露出を考えているようだが、テレビに出たいのならば彼らの土地づくりをしてしまった方が早いのではないだろうか。
もちろんそんな番組簡単にはできない。しかし、今までどおりのやり方でやっていてもできない。
私は、もう変なちょい役のようなテレビ出演はやめて彼らの得意なネタで圧倒的な成績を叩き出して仕舞えばいいのではないかと思う。
例えば、テレビとかには全くでないのに全国各地で単独ライブを行い20万人動員する。そんなコンビ、テレビで見たいですよね?そうするとテレビ局からぜひ出てくれないかというオファーがくるだろう。そこで彼らが美味しくなるような場を作ってもらえるように交渉すればいい。
私が言いたいのはテレビ局に使われるコンビになってほしくないということだ。あれだけの才能と実力と人気があるのだからそれを使ってどこよりも前に突き抜けてしまえばいいのだ。
突き抜けてしまえば今度は逆に、いろいろなところからオファーもくる。マウントを相手に取らせてはいけないのだ。
負けるな、ジャルジャル